こどもの矯正治療
子どもの矯正治療とは
小児の矯正治療が必要なのは、全体の約9割とも言われています。
その理由は、日本人の顎が小さいために、生える場所を失った歯がガタガタに並んでしまうことが原因として挙げられます。
将来的に口腔内の健康を守るためにも、お子様のうちに矯正治療を完了させておくことが望ましいとされています。
当院では、お子様が苦痛なく矯正を行えるよう、様々な治療法を取り入れております。
矯正を行う際には、お子様の表情筋の使い方や顔全体の発達を促すプランもご用意しています。
あなたの症状はどれですか?
以下の症状に当てはまる場合は、
小児矯正の治療について
お気軽にご相談ください。
- 歯並びが悪い(受け口や出っ歯など)
- かみ合わせが悪い
- 歯並びにコンプレックスがある
- 食べるのが遅い
- 姿勢が悪い
- 口呼吸が癖になっている
お子様の矯正治療を始める時期について
小児矯正を始めるのは、6~7歳くらいの「小学生になったタイミング」が望ましいといわれています。
6~7歳は永久歯が生え始める時期であるため、顎の成長を利用しながら矯正治療を行えることがメリットです。小児矯正のタイミングを逃してしまうと、大人と同様にワイヤー矯正を実施するケースもあります。
メリット・デメリット
メリット
小児矯正を行うことで、健全な歯列、健康な口腔内をつくる根本の改善ができます。
抜歯はほとんど必要ないため、お子様にとって苦痛が少ない矯正法だといえるでしょう。
自然に正しい歯並びに導くことで、顔貌も良くなり、自信を持ってコミュニケーションをとりやすくなります。
デメリット
小児矯正には年齢制限があり、タイミングを逃してしまうと治療期間が長くかかることもある治療法です。
装置によっては継続した装置が必要となるため、お子様ご自身が「矯正の必要性」を理解し、根気強く装着して頂く必要があります。
疑問がある場合はお気軽にご相談ください。
矯正治療の流れ・矯正装置の紹介
小児矯正を行う場合は、1ヶ月から2ヶ月に1回ほど通院して頂く必要があります。
個人差はありますが、矯正期間は半年〜2年ほどかかることが一般的です。
治療するステージごとに装着して頂く装置は異なり、取り外して頂くことが可能です。
インビザライン
世界中で多くの患者さんに選ばれているマウスピース矯正「インビザライン」。その中でも「インビザライン ファースト」は、成長段階にあるお子さまの歯並びを整えるために開発された専用タイプです。
当院では、主に7〜9歳のお子さまの矯正にこの「インビザライン ファースト」を採用しています。10歳を過ぎたお子さまには、より本格的な矯正が可能な通常版の「インビザライン」への移行が一般的です。
マウスピースは1日20時間以上の装着が必要ですが、取り外しが容易なため、食事や歯みがきの際もストレスが少なく、日常生活に支障が出にくいのも魅力です。
インビザライン ファーストには、次のような特長があります。
インビザライン3つの特長
特長① むし歯のリスクが低い
従来のワイヤー矯正は、装置を取り外すことができないため、歯と矯正装置の隙間に食べかすが残りやすく、虫歯の原因になることがありました。
一方、インビザライン ファーストは自分で取り外しが可能なので、いつも通りの歯みがきができ、口腔内を清潔に保ちやすくなります。その結果、虫歯のリスクを抑えることが可能です。
特長② 通院の頻度が少なくてすむ
ワイヤー矯正では、毎月のように歯科医院で装置の調整が必要でした。
インビザライン ファーストの場合は、1.5〜3ヵ月に一度の通院で経過を確認するだけなので、頻繁に通う必要がなく、保護者の方やお子さまの負担を軽減できます。
特長③ 部活や楽器の練習にも支障なし
ワイヤー矯正では、金属の装置が常にお口にあるため、吹奏楽器の演奏やコンタクトスポーツの際に支障が出ることがあります。
しかし、インビザライン ファーストは薄くて柔らかい素材でできており、必要に応じて簡単に取り外しもできるため、日常の活動を妨げる心配がほとんどありません。
好きなことを我慢せず、自然な毎日を過ごせます。
必要に応じてワイヤー矯正を併用することもあります
マウスピース型矯正装置やトレーニングだけでは十分な効果が得られない場合には、従来のワイヤー矯正を補助的に使用することがあります。
特にお子さまの治療では、ワイヤー矯正を「仕上げ」として短期間だけ用いるケースが多く、長期的な装着が必要になることはあまりありません。
治療の効果をより確実にするための選択肢の一つです。
費用について
プレオルソ | 80,000円(税別) |
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インビザラインファースト | 500,000円(税別) |
インビザラインティーン | 700,000円(税別) |
※小児矯正は毎月の調整費込みの値段